世界における日本の陶芸とそのなかの私

火を使う文明の中でほとんどの文明は独自の焼き物を持っています。
その中で日本における焼き物の変遷は、およそ5000年前からの縄文文化の焼き物にはじまり、現在の人工ルビーやダイヤモンドまで様々な過程を経て現在もつくり続けられています。こういった意味で日本は大変に焼き物が好きな国であります。
ですから、陶芸作品を作ることで、焼き物が象徴している文化を、歴史を紐解くように追いかけることができます。それはとても楽しく、新しい価値観が生まれるようなそんな気がします。そして世界中の焼き物がその国の文化を代表するように、その土地に住む人々の暮らしと風土の交流が、また新たな焼き物や文化や芸術を生み出し発展させていく、陶芸にはそんな役割があると私は考えます。 私もそんな仕事が出来たらうれしいと思います。


作品への思い

作品を作っていると、ごくたまにですが、非常に興奮することがあります。すると「私にとって作ることは天命なんだなぁ」という錯覚が一瞬脳裏をかすめます。それは本当に錯覚かもしれませんが、ものすごく嬉しい、文字通り「天の神様から降りてきた頂き物」のような気持ちになって、そのとき自分の存在の証明と社会との接点が強く持てたような気持ちになるんです。それが私の作品作りの原点だと思います。だから作ることが大好きで、それが一生続けられたら、と思うんですよ。
 

     
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